2022/6/18 第23回恩送りコミュニティ

【第23回 恩送りコミュニティ】
 
◆2022年6月18日(土)21:00~22:40
◆参加者41名
◆テーマ:『次への飛躍』
 
1)事務局より案内(事務局長:長谷部さん)
 
2)白鳥監督より
●今日は長野県飯綱高原の水輪に来ていて、大変感激する出来事があった。
水輪には、生まれた時から脳挫傷という病気を抱えられた塩澤さおりさんという方がいらっしゃる。
塩澤ご夫妻は娘のさおりさんと向き合っておられ、
さおりさんの元にたくさんの純粋な意識が向かうことで、水輪はものすごく純粋性の高い場所となっている。
恩送りコミュニティでも、水輪で何か出来る機会を設けて行きたい。
 
●恩送りコミュニティとは?
地球蘇生プロジェクトのビジョンに基づき、7本の長編、中編、短編含めて32本の映画を制作。
『全ての命が共存共栄出来て、循環していく地球社会を目指す』
 
先日、地球蘇生プロジェクトの原点に立ち返る出来事があった。

2011年3.11東日本大震災が起きた二週間後、宮城県石巻市を訪れた。
当時、湾で起こった津波を乗り越えられた漁師さんに話を伺った。
「震災が起きる直前の一日前から森から生き物達がいなくなった」
「異様な空気が漂う中、地震が起こった」
「湾の津波の水がガンガン引けて来て、湾の底が見えた」
「水深が20m~30m近く有る中、船を守る為に沖へ出て大津波と遭遇したが、その津波を乗り越えて救われた」
その漁師さんの後にいた方達は消息を絶っている。
その場所でお話を聞きながら、これは人類へのメッセージだと思った。
「このままいくと、人類は破滅的な未来が見えるかも知れない」
「でも、もし共存共栄出来るような未来があるとしたら、どのようなビジョンが有るのか?」
と思った時に“ワーッと、ビジョンが降ってきた”。
それが『地球蘇生プロジェクト』のビジョンだった。

先日、その漁師さんの話を聞いた湾に11年ぶりに行ってきた。
11年経ち、復興されて様子が大きく変わっていたが、
当時の光景と今の光景がダブって見えて物凄く複雑な気持ちが湧いてきた。
未来へと続く地球社会を作っていこう、行動していこうと改めて思った。
どのように行動していけば良いのか?
その行動を共に実践していくのが、恩送りコミュニティ。
地球蘇生プロジェクトのビジョンは10年以上前に描いたもの。
ビジョンに沿って、それぞれが出来ることを一つ一つ行動していき、移行していく。
 
3)2022年半年間の活動報告

今年、恩送りコミュニティでは、3つの決意を発表した。
①負のカルマを作らない。
ゴミを出さない生き方をしていく。本当の豊かさを目指し、実行していく。

②積んでしまった負のカルマを解消する。
出してしまったゴミに対しての事実を受け止める。
福拾いで集めたゴミを資源化する取り組みが始まっている。

③良いカルマを積んでいくこと。
私たちの行動が子孫へ続く未来を作っていく。
●毎月21日にEMを流す。
●植樹際で植樹をしてきた。
NPO法人MAKE HAPPYさんとの出会いで植樹への道筋が見えて来た。
植樹については、短編映画「木を植えよ」をご覧いただきたい。
植樹をする前には、数年に渡り苗木を育てる作業がされている。
苗木のお世話の作業を体験した時に土の中にいる虫を見ながら「色々な命が共存共栄して助け合って、小さな地球のようだな」と感じた。
植樹祭に参加していた まーちゃんうーぽーさん、2005年から年2回~3回、毎年中国のゴビ砂漠に植樹をしている。
コロナまでの22回、木を植え続け、その木が育ち、森になり始めている。
最初は、中国の人たちも「日本人は何をしているのか?」と疑いの目で見ていた。
そのうち、木が育ち、砂漠が森になり始めているのを見て、中国の人たちの様子が変わり、信頼に変わってきた。
ある年、ハエが大量発生した。
植樹には必ず公安の管理の目があるが、ハエがたかる中、木を植え続ける まーちゃん達の姿を見て、「日本人はスゴイ」と感動の声が上がった。
日本の和の心が通じた瞬間だった。
見返りを求めない利他の気持ちは本当の平和を生み出す。
植樹は徳を積む行為。
自分の蒔いたことは自分が受け取ることになるので、良い種を撒いていくこと。
この半年恩送りコミュニティでしてことは、徳を積む行為。
今後も、恩送りコミュニティで植樹をやっていきたい。
 
●5/21西宮の神呪寺で『福拾い』を行った。
ゴミを拾いながら、その場が清まっていくのを感じた。
全て外側にやっているように見えて自分の為にやっていること。
自分のして欲しいことを人に送ること。
 
●毎日の食を考える。
いかに体を傷めない食材がどうかが大切。
自然農が重要になってくる。
生産者を応援することは、私達自身の為でも有る。
応援して、分かち合う。
 
●将来、恩送りコミュニティでやっていきたいこと。
負荷を掛けないエネルギーについて、少しずつ学んでいく場を作る。
 
●この半年、リアルで会うことの意味を体感している。
オンラインでは世界と繋がっているが、実際に会って触れ合い、分かち合うことは、心底喜びを得ること。
今、様々な地域でゼロウェイストの上映会が開催されている。
恩送りコミュニティでリアルに集うイベントで、そこでしか語れないことに耳を傾けてもらいたい。
生で会って、初めて伝わることがあるので、今後、リアルに集うことを頻繁にやっていく。
 
4)恩送りコミュニティ長期計画
【種植え期間】
・最初の3年は種植えの時期。
・恩送りコミュニティの考えを理解して、行動に移す人たちと共鳴地場を作っていく。
・ゴミを出さない生き方、福拾い、資源化活動、蘇生化していく行動をしていく。
・互助、互恵、利他の精神で3年間種植えをしていく。
 
【コミュニティ同士を連携】
・各地のコミュニティ同士を連携させていく。
・世界互助システムの育成
・江戸(EDO)精神(互助・互恵・利他)の定着
・ギフト経済基盤育成
 
奪い合い、分断させるシステムを変えるには、自分がしてほしいことを相手に送っていくこと。
基準になるのは、損得ではなく、徳を積むという視点。
二元の世界を越えてワンネスにいくには、徳を磨くことが霊性進化に繋がる。
魂で生きることは目先の損得ではない。唯物的視点ではなく、魂が喜ぶかどうか。
二元の世界から自他を乗り越えることが大切。
自他を乗り越える為には、自分を愛することが大切。
 
●6月に最新著作『自愛は最速の地球蘇生』が出版された。
・コミュニティでも勉強会をしたいと思っている。
・自分を愛することが出来るようになると、人への思いやりがいくようになる。
・命と向き合うようになると、全ての命に対する尊厳が生まれる。
・自分自身を愛するには、トレーニングが必要。
・自分自身を心底愛することが出来るようになると、自分は一人で生きているのではないことに気づくようになる。
 
『自未得度先度他』〜道元禅師の言葉〜
自分が未だ得てなくても、まずは先に送ること。
送ると嬉しいことに気づくようになる。
送った瞬間に自分自身が赦され、愛に包まれていることに気づくようになる。
 
5)新プロジェクト発表
 
☆西宮 神呪寺プロジェクト
毎月21日 神呪寺で福拾いとEMの投入、全国でも一斉福拾いを行う。
同日、それぞれの土地で微生物を撒き、蘇生に向けての行動をしていく。
 
【長谷部さんより、神呪寺プロジェクトの説明】
・期間限定応援プロジェクト
・5/21神呪寺に木島知子さんの企画で自主上映の際、地球蘇生の活動が出来ることが無いか?と、神呪寺での福拾い、EMの投入をすることになった。
・色々な出来後事の中、木島さんの想いで毎月21日のご奉仕を申し出られた。
・恩送りコミュニティでも、何かひとつの拠点で蘇生活動が定着出来る場所を作りたいという構想が有り、今回の応援プロジェクトをスタートすることとなった。
・持続性を考えて、6ケ月の期間の中でやっていく。
・福拾い、有用微生物(EM)の投入。
・毎月21日の15時~木島さんが神呪寺に出向いて奉仕をされるので、恩送りコミュニティでも、応援という形で参画する。
 
参加方法
①同日同時刻に木島さんと同行し奉仕活動を実施。
→事前に木島さんと連絡をやり取りして作業の応援を行う。
②有用微生物投入に向けた資材準備。
→毎月有用微生物群(EM)を各地で仕込んで、毎月20日までに木島さんの指定する場所へ送り届ける。
→6月~11月までに『累計100L』投入を目標に実施していく。
③その他 奉仕活動への支援や遠隔で意識合わせ。
 
参加条件は、恩送りコミュニティメンバーが対象。
恩送りの理念に共感してくださった皆さんと共に活動していく。
 
木島さんより
・5/21神呪寺での皆さんとの福拾いEM投入後、空気がピカピカと輝いているのを感じた。
・同時刻に他の場所からもEMを撒いたというメールをもらい、日本、世界で同じ時間にEMを撒くことで、すごく皆さんと繋がっているのを感じた。
素敵なことをさせていただいたことを嬉しく思った。
・参加いただいた方からもEMを撒いた後に空気がすごく変わった。池が輝いたと感想をいただいた。
 
☆最新短編映画「福拾い」の上映
・まだほとんどの人が観ていない。
・何故、ゴミを拾うことが福拾いになっていくのか?に
 ついて語った映画。
・ゴミ自体は資源。そのことに気づけるようになると喜んで拾うようになる。
・皆で拾っていけば、壮大な汚染と破壊が広がっていても、まだまだ間に合う。
・恩送りコミュニティ400名突破。
・喜びを持って福拾いをすると周りが共鳴してくる。
嬉しい人たちが集まって浄化活動をしていくと、どんどんその活動が広がってくる。
・将来、7世代先の人達にも続く地球にしていくための
活動をこれから本格的にやっていく。
                                                                
6)今後の予定
●『ワクチンの中身とシェディング』
ウィスコンシン医科大学名誉教授高橋徳先生にお話しいただく。
 
●『江戸の精神②』
はせくらみゆきさんご登壇の予定。
 
●7/16~18いのちの森水輪『霊性進化を開く』
白鳥哲監督・光田秀先生・帯津良一先生・高橋徳先生・滝沢泰平氏登壇。
 
●地球蘇生活動
毎月21日に蘇生活動をしていく。
西宮神呪寺、それぞれの場所で福拾い、浄化活動。
 
8/21神呪寺の周辺で短編映画「福拾い」上映の予定。
 
●7/23『自愛は最速の地球蘇生』出版記念講演&『蘇生Ⅱ~愛と微生物』上映
 
7)瞑想、祈り(白鳥監督)

                  以上
スポンサーサイト



恩送りコミュニティ

震災という体験があって、
地球蘇生プロジェクトというヴィジョンが始まりました
そして10年経った今、恩送りコミュニティをスタートさせました
恩送りコミュニティで大事にしていきたいこと、まずは愛を基盤にすることです
そして、自他を乗り越え、自主独立を大事にし
お互いの恵みのために、助け合う
この地球を蘇生するために全ての命を調和に導いていく
皆さんと共に、相互互助、ヤマト人が大切にしてきた和談、互恵を大切に
お互いを高め合えるコミュニティを目指したいと思っています
どうぞよろしくお願いいたします
2021.2.7.
地球蘇生プロジェクト代表 白鳥哲

QRコード

QR